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運転免許証について

◆運転免許証の歴史

日本で初めて自動車の法則ができたのは、明治36年の愛知県で制定された乗合自動車営業取締規則です。
そこから10年の間に日本全国で自動車免許証制度が義務化されました。
当時の免許証取得は、「満20歳以上で、試験に合格したもの」と規定されており、ちゃんと試験が存在しました。
フランスでは日本より10年先に運転免許証制度があったようです。

◆運転免許証の種類

運転免許証は第一種免許、第二種免許、仮免とあります。
・第一種免許
自動車や原動機付自転車を一般手的な目的で運転するのに必要な免許証です。
免許証保有者の殆どが、第一種のみを取得しています。
人を乗せる・荷物を運ぶにはこの資格で良いです。運搬で代価を得る営業ナンバー(緑ナンバー)の場合でも、荷物のみの運搬であれば第一種免許で可能です。

・第二種免許
バスやタクシーなど旅客を運送して代価を得るのに必要な免許証です。
第一種免許と比べ、人の命を預かるという観点から試験が厳しく、合格率は10%で最初の試験で合格する人は少ないんだそうです。

※豆知識
「白タク」という言葉を聞いたとはないでしょうか。
白タクとは営業許可を取らずに自家用車でタクシー業務を行っている車を指します。
タクシーは旅客運送をして代価を得ているので、第二種免許証を持ち、尚且つ営業ナンバー(緑ナンバー)でなければなりません。
上記の法律で禁止されていることを守らず、一般ナンバー(白ナンバー)でタクシー業務をしているので「白タク」と呼ばれています。
実は安倍首相はこの法律を緩和するような発言をしているようです。
「過疎地などで観光客の交通手段として、自家用自動車の活用を拡大する」というのが目的だそうです。

◆運転免許証の内容

運転免許証の表面に記載されている内容を下記表に記載します。
裏面には住所変更など、変更事由が記載されます。変更内容は次回更新時に表面に書き換えられます。

  • ◆運転免許証の内容

担当:星野

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