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運転免許証の返納

高齢者による交通事故が大きくニュースで報道されることが多い昨今、運転免許証を自主的に返納する方も増えているのではないでしょうか。
運転免許証の更新に70歳以上の方は「高齢者講習」、75歳以上の方は「高齢者講習および認知機能検査」を受ける必要があり、自主返納を促す風潮もあるかと思います。

返納手続き

運転免許証の返納手続きは、警察署または免許センターとなります。
手続きは原則として本人が行う必要がありますが、やむを得ない場合は代理人による手続きができる都道府県も増えつつあります。
詳しくは各都道府県の免許センターへお問い合わせ下さい。

また、高齢者ばかりに注目されてしまいがちですが返納に年齢制限はありませんので、若者も返納することができます。
ただし、「免許停止や取り消し処分中」「免許証の有効期限が切れている」等については返納の対象外となってしまいますので注意が必要です。

運転経歴証明書

運転免許証を身分証明書として携行している方も多いかと思います。
運転免許証を返納したときに運転経歴証明書を発行することができ、運転免許証と同様に身分証明書として有効です。
なお、運転経歴証明書の交付申請は運転免許証返納日から5年以内となっていますので、返納日即日に申請されない方は注意が必要です。

返納の特典

免許証の自主返納を促す働きかけとして、各自治体・民間企業において様々な特典を設けています。
自治体特典の代表的な例としては、公共交通機関やタクシーの割引や優待券があります。
民間企業では運転経歴証明書の提示で提供するサービスを割引する特典が多く用意されています。

担当:谷津田

コラム

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