クルマのミニ知識

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オプションの違い

メーカーオプション、ディーラーオプション、社外オプションの違い

車を買う際にはまず「車種」を決めます。車種が決まると今度はグレードを選びますが、基本的にグレードの違いは車に装備される物が標準装備として付いているか付いていないかで変わります。
当然、グレードの高いものほど標準装備品が多かったり、より高級な仕様の物が付いています。

グレードを決めた後に選ぶのがオプション品となります。
オプション品には「メーカーオプション」「ディーラーオプション」「社外オプション」の3つがあります。

  • オプションの違い

「メーカーオプション」

車を製造するライン上で取り付けられる物で、ボディに大きな加工が必要であったり、後で加工して取り付けるには大きな手間が係ってしまうようなものになります。
したがって、新車の注文時にのみ取付が可能なものとなります。
例:パワースライドドア、サイドエアバック、自動ブレーキシステム等

「ディーラーオプション」

ディーラー(販売店)で取り付けるのがディーラーオプションで、メーカーオプションに比べ比較的簡易に取付ができるものになります。
したがって、納車された後でも取付が可能です。
例:サイドバイザー、フロアマット等

なお、ナビやホイール等はメーカーオプションとディーラーオプションの両方が設定されている場合もあります。

ここで一つ豆知識。新車を購入する時に負担しなければならない自動車取得税ですが、税金の計算にはこのオプション料金も含んで計算します。
よって、高価なオプションや多くのオプションを付けるとそれだけ税金も高くなってしまいます。
そこで、不要なメーカーオプションは付けなかったり、ディーラーオプションであれば新車納車後に取り付けてもらうか、別伝票にしてもらうとその分税金が安くなります。
ただし、前述したとおりメーカーオプションは注文時にのみ取付が可能となりますのでご注意ください。
詳しくは、購入する際に各営業マンにご相談するとことをお勧めします。

「社外オプション」

カーショップや電気量販店、インターネット等で販売されているオプション品。
例:社外ナビ、社外ETC、社外フロアマット、社外ルーフキャリア等

メーカーオプションやディーラーオプションに比べると安価になりますが、その車種に適合していないと取付できない場合があります。
特に埋め込みナビについては本体だけでは作動せず、車種に合った変換コードやアタッチメントキット等が必要となるので注意が必要です。
また、中古車として手放す時の相場も純正品(メーカーオプションやディーラーオプション)が取付いていた方が高くなります。


ちなみに当社マンスリーレンタカーと短期カーリースで使用している車両は「メーカーオプション」「ディーラーオプション」「社外オプション」をそれぞれ併用しています。
社外オプション品も整備士が常駐しているので、安心して取付ができます。

担当:谷津田

コラム

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