クルマのミニ知識

保険や税金、法律

駐車違反金・反則金・罰金の違いは?

◆駐車違反金とは
放置駐車違反の摘発を受けてしまった場合、車両のフロントガラスに放置車両確認標章が張られます。2006年から駐車監視員が登場し、縦横無尽に駐禁を切りまくっています。
悔しい思いをした方も多いかと思いますが、道路状況は改善されています。
駐車違反の1週間後くらいに、車検証上の使用者に駐車違反金の納付書が届きます。速やかに納付しましょう。各都道府県が納付先です。
この場合違反点数の付加はありませんので、免許更新は無違反の人と同じ扱いになります。駐車監視員と同じく2006年に導入されました。

◆反則金とは

駐車違反でも駐車違反金ではなく、反則金を支払う場合もあります。
免許更新時に違反者講習受け、ゴールド免許はブルー免許になり、大いに影響を受けることになります。駐車違反金制度が導入され、従来通りに警察に出頭する正直者が損をするよう軽微な交通違反の場合、一定期間内に定められた反則金を支払ことで、裁判や刑罰を免除されます。
すべての交通違反で刑事手続きしているわけにはいかないので、反則金制度で違反の抑制をしているわけですね。反則金は国庫に納められ、その後交通安全対策特別交付金として地方自治体に分配されていきます。

◆罰金とは

罰金刑は刑事罰の一です。主に違反遠陬4点以上も交通違反を犯した場合は、刑事裁判を経て罰金額が決められます。
悪質な交通違反・交通違反事故を除いて、ほとんどの事例が略式裁判(書面所の簡易的な裁判)で行われます。罰金は刑罰で、反則金は納付することで刑罰を免除されます。罰金は国庫に納められ一般財源となります。

担当:佐藤

コラム

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