クルマのミニ知識

点検・整備

ロードサービス(保険会社とJAFの違い)

出先で万が一、事故や故障で車が動かなくなってしまったとき、
慌ててキーをインロックしてしまったとき、
バッテリー上がりやガス欠で動かなくなってしまったとき、

こんな時に出張して助けてくれるサービスがロードサービスです。

ロードサービスを代表する例として、各保険会社提供のサービスとJAFが提供するサービスがあります。

どちらも「ロードサービス」を提供していますが、その違いを知っている方は意外と少ないかもしれません。


まず保険会社が提供するロードサービスですが、そのほとんどが加入と同時に自動付帯されます。
※一部保険会社は特約での申し込みが必要となります。

自動車保険は車に対して契約しますので、契約した車のみがロードサービスの対象となります。

サービス内容は各保険会社によって多少異なりますが、基本的な部分は同様となっています。
1.レッカー移動
2.バッテリージャンピング
3.パンクによるスペアタイヤへの付替え ※パンクの修理は対象外です。
4.ガス欠
5.落輪
6.キー閉じ込み
7.その他(宿泊費用や移動費用)

※詳細な内容は各保険会社毎に異なります。詳しくは各保険会社のHP等にてご確認ください。



一方のJAFも同じようにロードサービスを提供しています。
ただし、根本的に違うのが人に対して契約をする点です。(※法人会員は除く)

よって、会員になった人であれば自家用車・知人の車・会社の車・レンタカーどれでもロードサービスを受けることができます。

ただし、会員になるためには入会金および年会費を負担する必要があります。
※金額はJAFのHPをご確認ください。


なお、JAFが提供しているサービスは保険会社のサービスと比べると範囲が広く、雪道や砂利道でのスタックにも対応してくれたり、保険会社では回数制限がありますが、JAFでは制限が無い等があります。

また、保険会社のサービスと合わせることによって更にサービスの範囲も広くできる優待サービスもあります。
※優待サービスは各保険会社によって異なります。

更には、JAF会員になると「各種優待サービス」や「クーポン」が得られ、施設への入館料や飲食代の割引サービス等、一般より安くサービスを受けられるといった特典もあります。

担当:谷津田

コラム

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