クルマのミニ知識

点検・整備

猫バンバン

皆様は「猫バンバン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

外で暮す猫は、人目に付かない暖かで囲われた空間を好む傾向にあります。
そして、特に寒い時期に雨風が防げる場所として車のエンジンルームやボンネットの中に潜り込むことがあります。

ドライバーがそれに気づかずにエンジンを始動してしまう様な事を防ぐために、エンジン始動前にボンネットを
「バンバン」と叩いて猫の存在を気づく、気づかさせる行動を「猫バンバン」と言います。

万が一、ボンネットを叩いた時に猫の鳴き声やゴソゴソと音がした場合は、ボンネットを開き目視してみてください。

また子猫の場合、鳴き声は聞こえても目視できない可能性があり、音をたてても怯えて逃げて行かない可能性もあります。
その場合は、JAFやロードサービスを呼んで救出してもらうか、一旦時間を置いて出て行ってもらうのを待つしかありません。
※ロードサービスの内容によっては、猫の救出ができない可能性もあります。

実際に、当社でも過去に1度だけ救出の依頼を受けたことがあります。※通常、当社では猫の救出はお受けできません。

この時も猫の声は聞こえるのですが、姿形が見えずに四苦八苦。
やはり、慣れている業者の方へ依頼をした方が安全で安価に対応してくれると思われます。

なお、日産自動車さんが『のるまえに#猫バンバン』というプロジェクトを立ち上げており、
啓蒙活動のためのステッカーをダウンロードできたりと活動をされています。

これから寒くなる時期、車のエンジンをかける前に「バンバン」とボンネットを叩いて、痛ましい事故を減らせるようにしたいですね。

  • 猫バンバン

担当:谷津田

コラム

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