投稿日:2016-10-11
エコカーというとハイブリットカーを思いつく人が多いかもしれませんが少し違います。エコカーは環境対応車・低排出ガス車とも呼ばれ、ハイブリッドカーはその大枠の中の1種類ということになります。
ハイブリッド(hybrid)は「混成の」・「あいのこ」という意味です。
2つのエネルギー、つまり「ガソリンで動くエンジン」と「電気で動くモータ」を組み合わせて動くクルマのことを言います。ハイブリッドシステムは、この2つのエネルギーを効率よく使いわけることで、ガソリンの消費量を抑え、燃費の向上に貢献しています。
プリウス・アクアなどトヨタが先行していたイメージですが、今は各自動車メーカーでハイブリッドカーを取り扱っています。
通常のハイブリッドカーは、外部電源からバッテリーを充電することはできないです。走行中にエンジンで発電し、その電力で充電する仕組みになっています。それに対してプラグインハイブリッドカーは外部電源から充電ができ、ハイブリッドカーよりもEV(電気自動車)のような使い方が可能です。
トヨタのプリウスPHV、三菱のアウトランダーPHEVなどがあります。新型プリウスPHVはルーフに太陽パネルが搭載され、外部電源以外の充電も可能になるようです。アウトランダーPHEVはコストパフォーマンスの高いクルマだと思っていたので、燃費偽装が発覚したときは残念でした。
クルマからエンジンがなくなりました。排出ガスもありません。
大容量バッテリーに電気を蓄え、電動モーターで駆動させています。ニッサンのリーフ、三菱のi-MiEVが市販されていましたが、i-MiEVは燃費偽装問題でWEBページすら見られません。
リーフに試乗したことがありますが、パワーのある加速でした。もちろん静かですね。
フル充電で280?走行可能。自宅で充電可能。外出先での急速充電スポットも増えてきました。バッテリーの劣化による容量低下が弱点でしょう。サンデードライバーならバッテリーの経年劣化寿命まで持ちそうな気もします。もう少し安く買えれば、市場も活気づくでしょうね。
「燃料、水素。」(トヨタMIRAIのオフィシャルページより)
搭載した燃料電池内の水素と空気中の酸素を反応させることで、電気を発生させ走行します。700万しますが、200万に補助金が出ます。
普及するのか否か。
燃料にディーゼル(軽油)を使用。厳しい排ガス規制を克服し、日本乗用車市場にも復活。“うるさい・とろい(まわらない)”は過去の話。ヨーロッパでは根強い人気だが、北米では普及せず。
ロータリーエンジンからクリーンディーゼルに見事な方向転換を果たしたマツダ自動車。日本メーカーでは、乗用ディーゼル車と言えばマツダでしょう。
従来のガソリンエンジンンを改良して、低燃費を実現した自動車。アイドリングストップ・軽量化に加え、エネルギー損失を徹底的に減らしてきました。
ハイブリッドカー・電気自動車に次いで、第三のエコカーとも呼ばれているようです。
軽自動車の中には、「排気量が少ない」・「車体が軽い」でハイブリッドカー並みの燃費をたたき出す車種もあります。
担当:佐藤